龍のノートブック

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高校化学①『純物質と混合物の見分け方』

「純物質」と「混合物」の違いを解説。

見分け方のコツとは?

 

書いてあること

①「純物質」って何?

②「混合物」って何?

③実際に見分けてみよう!(練習問題)

④答え合わせ!(解説)

⑤まとめ

 

 

 

①「純物質」って何?

 

純物質とは、他の物質が混ざっていない物質のことです。

 

例)酸素 二酸化炭素 水 銅 エタノール

 

このように、原子名や化合物名を言う時は

これらは全て「純物質」として見なされます。

 

 

 

②「混合物」って何?

 

混合物とは、2種類以上の純物質が混ざってできたものです。

 

例)空気

 

空気中には、窒素や酸素、アルゴンなど数種類の純物質が混ざっていますよね。

 

つまり、空気は混合物の一つです。

 

 

 

③実際に見分けてみよう!(練習問題)

 

次のものから、「混合物」にあてはまるものを2つ選びましょう。

 

ヘリウム 塩化ナトリウム 海水 水銀 NaCl水溶液 カルシウム

 

 

 

④答え合わせ!(解説)

 

「混合物」にあてはまるのは、海水とNaCl水溶液です。

 

海水は水はもちろん、塩化マグネシウム硫酸マグネシウムなど

多くの物質を含んでいます。よって、混合物ということになります。

 

NaCl水溶液は、水+NaClなので混合物です。

一見純粋そうに見えるので要注意。

 

 

⑤まとめ

 

「純物質と混合物」を見分ける方法は

 

「分解できないなら純物質、分解できるなら混合物」

 

です!

 

これからも『爺さんのノート』では

高校範囲のことを書いていきます。

気軽に立ち寄って頂けると幸いです。

 

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